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資生堂 現在の株価は適正値なのか?2020年の通期予想を考える

【本記事の要旨】

資生堂は

・化粧品や生活必需品メーカー。

・近年はインバウンド事業、中国事業、トラベルリテール事業で業績拡大。

・2020年第一四半期決算の営業利益は前年比-83%、しかし株価は維持。

・今年度の後半の株価は伸びない、もしくは下落傾向になるのでは?

 

資生堂の事業内容

資生堂の事業セグメントは2017年から以下の7つで発表されています。

この中でも中国は2017~2019年にかけて約1.5倍、トラベルリテールは約2倍に成長しています。

 

①日本

②中国

③アジアパシフィック

④米州

⑤欧州

⑥トラベルリテール

⑦プロフェッショナル

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資生堂 セグメント別売上高推移 「ANNUAL REPORT2019」より引用

資生堂の株価の歴史

資生堂株は2011~2015年頃までは1500~2000円台で推移していました。

この頃の営業利益は250~500億円で横ばい推移でした。

この営業利益が2017年800億と伸び、2019年には1100億に増加しました。

株価もこれに反応し最高で9000円付近まで上昇しました。

今年に入りコロナショックで5000円台まで一時下落しましたが、その後値を戻し、現在2020年6~7月付近では7000円で推移するなど荒い値動きを見せています。

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資生堂株価推移 「yahoo!JAPAN フィナンス」から引用


資生堂の株主優待

資生堂の商品を100株から貰うことができます。

また1000株以上の所有で貰える商品が変わるそうです。

⇒Yahoo!JAPAN フィナンス 資生堂株主優待


Withコロナと資生堂株の買い時

以下私見になります。

参考程度にお読みください。

ここ2~3年の資生堂の成長を支えてきたセグメントはインバウンド事業、中国事業、トラベルリテール事業です。このセグメントはコロナショックにより大きなダメージを受けていると思われます。例えば一例を挙げますと、JTB総合研究所から発表されている訪日外国人の推移を見ますと、2月は前年比-50%、4月に至っては前年比-99%になっています。 

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「JTB総合研究所 インバウンド訪日外国人動向」より引用

訪日外国人数は5月も低調に推移し、6月には少し持ち直すと私は考えていますが、それを踏まえても8月に予定されている第二四半期決算は厳しい数字が出てくることが予想されます。

最近の株価上昇は異例の規模で実施されている金融緩和や暴落を契機に新規参入してきた個人の影響が大きいと予想されます。

しかし、この効果も最近は弱まってきており、8月の第二四半期以降は軟調な展開が継続するのではないかと考えています。利益の減少幅からも下落時には3月の安値を更新する可能性も0ではないと考えています。

仮に株価が上昇したとしてもコロナ暴落前の8000円付近が天井だと思われるので、現在資生堂株を保有するのはリスクが非常に高いと考えています。

 

本記事は、投資活動の取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。予めご了承ください。


参考サイト

資生堂 決算短信・決算説明資料

資生堂 ANNUAL REPORT 2019

JTB総合研究所 インバウンド 訪日外国人動向