青森県活性化ブログ

青森活性化ブログ

青森県活性化に貢献する内容を提供し、また皆様に学ばせてもらうブログを目指しています!

【生き方・考え方】所属するコミュニティと接続するコミュニティの両立

人は一人では生きていけない。

ゆえに人は所属するコミュニティを作り、安心・安定を得てきました。

しかし、最近ではこの所属するコミュニティは弱まり、接続するコミュニティが台頭しつつあります。

この二つのコミュニティは対立するものなのでしょうか?

私はこの二つは両立するものだと考えています。

 

所属・役割と絆

前世紀まで絆とは所属によって形成されていくものでした。

例を挙げると国籍、地域、家族などです。

所属による絆はその個人の能力に依存することなく与えられ、所属するグループの規範に従っていれば、絆がはく奪される危険性は低いものです。一方で所属するグループは個人の意思で選んだものではなく、生まれた地域や家族などの影響で決定されてしまいがちであり、また流動性が低いという特徴があります。

これに閉塞感を感じ、近年は旧来の所属による絆を解体し、役割における絆が台頭しています。役割による絆は所属するグループにとって利益を与えることができる、または見込みのある場合に絆が与えられます(逆に言えば利益を与えられなければ絆は取り上げられます)。また所属するグループは自身の意思で決定でき、流動性が高いという特徴があります。

 

この役割による絆を上手く言葉にしていると感じたのが、荒川和久さんが書かれている「接続するコミュニティ」という概念です。

所属するコミュニティとの対比は下記の表に示します。

  価値基準 流動性 選択性 安心感
所属するコミュニティ 存在
接続するコミュニティ 能力

 

刷新ではなくアップデート

前段では「所属するコミュニティ」と「接続するコミュニティ」について述べました。

私はこの二つの概念どちらが優れているということを議論するつもりはありません。

どちらにも長所、短所がありそれはトレードオフになっているからです。

 

私が主張したいのは所属するコミュニティ、接続するコミュニティ両方を使うことです。両者は同時に成り立つシステムだと思っています。

所属するコミュニティだけだと息苦しい、接続するコミュニティだけだと消える不安がある。この短所を打ち消せる強みを二つのコミュニティは持っています。

どちらかを旧体制、先鋭的と拒絶しあい滅ぼしてしまうのでは無くて、良いとこ取りをしてしまうアイデアがあってもいいと思っています。

f:id:virtue000000:20200524111309j:plain

所属するコミュニティと接続するコミュニティの相関図


数式や科学現象の様に定量的、実験的に確かめられた新事実は旧来のシステムを刷新することで大きな性能の向上を得られます。

しかし、人と人とのコミュニティ、心理など定量化できない分野について刷新・革命という手法はコミュニティの改善に必ずしも繋がらないと考えています。人のコミュニティは先人達が何世代もかけて積み上げてきた定量化できない知識であり、それを知らずに生きている世代だけで刷新してしまうことは、本来正常に機能していたシステムまで壊してしまう可能性を孕んでいるからです。

その事を踏まえた上で時代の変化に合わせて既存のシステムを永遠に微調整し続けることこそが先人からバトンを受け継いできた生きている人類がするべき使命なのではないかと私は思っています。

 

絶対的な正解は無い

ここまで偉そうなことを書いてきました。

これはあくまで私の考えです。

 

同じ考えを持っている人はいないと思います。これは誰にでも言えます。

何故ならば、生まれた時代も、地域も、性別も、これまでしてきた経験も全く同じではないからです。

同じ人生が無いからこそ人はどの様に生きるべきか悩み、考えます。

時には先人たちの知恵を借り、その考え方に触れて参考にします。しかし、その考え方、生き方をそのまま自分の人生に採用することはできません。

これは先ほど書いたことと同じ理由で、先人たちと生まれた時代も、地域も、性別も、これまでしてきた経験も全く同じではないからです。

先人たちの考えは参考にはなりますが、私達は私達の状況に合わせた調整が必要なのです。

 

ですので「所属するコミュニティ」と「接続するコミュニティ」をどの様に使い分けるかは人によって最適解が異なってくるのは当たり前の現象です。同じ人でもライフステージによって微調整が必要になってくることが予想されます。

この微調整ができるという事実を知っておくことが何よりも大切だと思います。

問題の原因と解決策が分かっていれば、少しずづでも良い方向に変えていけます。

問題を感じた時に自分の意思で解決方法を設定し、行動することは生きがいになる、精神的に自立を感じることができます。

 

所属するコミュニティの闇の解消例

「所属さえしていれば」「みんなと一緒にいれば」という状態に支配されている

→接続するコミュニティを知っていれば自分の能力で絆を作れる。

 

接続するコミュニティの闇の解消例

「誰かの役に立たなければ」「個性的でなくては」という状態に支配される

→所属するコミュニティを知っていれば自分の存在で絆を作れる。

 

最後に

如何だったでしょうか?

本記事を読んで、あなたのコミュニティに関する認識を深めることに貢献できれば幸いです。

また、私も執筆を通じてコミュニティについて、生き方についての理解を一層深めていければと考えております。

 

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

 

参照記事

『鬼滅の刃』大ヒットの本当の理由とは?新ジャンル「役に立つメンヘラ」説

「所属するコミュニティ」から「接続するコミュニティ」へ