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青森県の核産業について考える 東通原発と大間原発

初めに

本記事は原子力産業についても賛成も反対もしない、中立の立場です。

予めご了承ください。

青森県には建設中の原子力発電所を含めると東通原子力発電所大間原子力発電所があります。それぞれにどんな特徴、位置づけがあるのか見ていきたいと思います。

 

 

東通原子力発電所

東通原子力発電所東北電力東京電力がそれぞれ2基、合計4基の建設する計画でした。そのうち東北電力が有する2005年運用が始まった1基を除いた3基が建設未定、中断になっています。これは東日本大震災の影響が大きく、津波対策の見直しなどが必要になったためと考えられます。

残る1基も運転を停止しており、青森県における原発は2020年2月時点で全て停止していることになります。

 

www.tohoku-epco.co.jp

 

 

 

大間原子力発電所

大間原子力発電所(以下大間原発)は電源開発が建設中の原子力発電所です。着工は2008年、稼働は2014年を目指していたが、建設中断や国の新規性基準の審査に時間がかかり2020年後半にもつれ込む見通しです。

この大間原発最大の着目点はMOX燃料を使用する点です。前回書いた記事で高速増殖炉もんじゅでデータを蓄積し商業炉として高速増殖炉を建設、そこでMOX燃料は使用される予定でした。しかし、もんじゅは相次ぐトラブルに見舞われ、商業炉建設へ向けたデータの蓄積が十分であったのか考えると素人目にも難しいことが予想されます。現に高速増殖炉の建設は行われていません。

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しかし、そうなると核廃棄物の問題が浮上してきます。全国の原発で使用された使用済核燃料は青森県六ケ所村の再処理工場で加工されてMOX燃料になりますが、これが消費されずに積みあがることで多大な管理コスト、保管場所不足などの問題が予想されます。

これを解消するための手段としての軽水炉MOX燃料を使用し、問題を解決するというのが大間原発建設の理由の一つに入っていることが予想されます。

 

大間原発に関する個人的疑問

私は核エネルギーの専門家ではないのでわからないのですが、高速増殖炉ではなく軽水炉MOX燃料を使用した際の核廃棄物がどれくらい排出されるのでしょうか。高速増殖炉であればウラン238プルトニウム239に変換し燃料とすることが可能でした。しかし、軽水炉ではこの機構は働かず核分裂しにくいウラン238は残るのでは?と素人目に思いました。もしもウラン238が今回の軽水炉で消費されない機構であるならば結局は核廃棄物として処理する必要が生じるため、問題の先送りでしかないのではと感じます。

 

 

参照サイト

www.nikkei.com