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【弘南鉄道 公的資金注入】ゾンビ企業に資金援助は行うべきか?

こんにちはTAKAです。

先日弘南鉄道に対し、青森県信用組合からの融資が決まったとのニュースがありました。

結論を述べると私は資金援助には反対です。

 

弘南鉄道は2019年度と2020年度で5920万円の赤字を計上する見通しです。

私は資金援助自体には反対ではありません。しかし、今回の資金援助により弘南鉄道のビジネスモデルを変革することが可能なのか不安でなりません。

市議会の内容を見ましたが評価結果では2032年までは弘前ー大鰐線を維持することに社会的価値があるとの結果が出たとの話がありました。その報告書は私が探した範囲では見つけることができず、その論拠が気になっています。

この点を交えて地方に存在する赤字企業と市、県との関わりについて考えていきたいと思います。

www.mutusinpou.co.jp

 

市議会の答弁から

市の基本的な方針について、市議会の議事録を検索し弘南鉄道が議題に上がっているものを見ました。

この中で野呂忠久都市整備部長が弘南鉄道が地域間交流に貢献してきた沿革が述べられました。そして弘南鉄道の路線維持は市町村の支援無しでは成り立たず、利用価値と存続価値を磨き上げていく必要性について語られています。

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また保全を行えば2032年までは補助のコストより社会的便益が上回る可能性があるとも述べられています。また純粋な利用だけでなく、民間とのコラボレーションにより社会的価値を生むイベントを作り上げていくことが大切だと述べられています。

 

私見:弘南鉄道への公的援助は理に適うか?

私は弘南鉄道に公的援助を行うことは理に適わないと思います。

移動手段としての価値ですが、野呂忠久都市整備部長が述べられているように市町村の支援無しには路線が維持できないことから価値は無いと思われます。

自家用車が発達した今、津軽地方の生活者で電車を利用する人は少数派です。

生活者が使用しない施設に公的資金を充てるのは理に適いません。

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仮に公的機関が投資するならば自動運転など今後需要が伸びると予想される移動手段に対して資金を入れるべきだと思います。

新しい技術に資金を使うことは若い労働力の確保や生産性の向上など地方が抱える他の問題についても効果的です。(利益を生み出せない企業や効率の悪い仕組みを維持することに税金を使用することは長期的に見て生産性を低下させる危険性を秘めています。)

市議会の中で述べられていた民間とのコラボレーションは弘南鉄道主体となって行うべきことであって、そこに税金を投入するのはお門違いだと思います。

 

 

参照サイト

令和元年第1回定例会(第2日 6月18日) 一般質問
野村 太郎 議員(創和会) <一問一答方式>

www.kensakusystem.jp

令和元年第1回定例会(第2日 6月18日) 一般質問
一戸 兼一 議員(弘新会) <一問一答方式>

www.kensakusystem.jp

令和元年第3回定例会(第2日12月10日)一般質問
野村 太郎 議員 (創和会)<一問一答方式>

www.kensakusystem.jp

令和元年第3回定例会(第5日12月13日)一般質問
越 明男 議員 (日本共産党)<一問一答方式>

www.kensakusystem.jp