青森県活性化ブログ

青森活性化ブログ

青森県活性化に貢献する内容を提供し、また皆様に学ばせてもらうブログを目指しています!

地方にIR事業は必要か否か

初めに

秋元元衆議院議員の逮捕でIRについて話題が集まっています。IRは観光立国を目指すという政府の方針のもと成長戦略として位置づけられています。

IRの候補地としては大阪、神奈川、千葉、愛知、東京といった三大都市圏に加え福岡、長崎、北海道といった地方も名乗りを上げるかどうか議論が巻き起こっています。

そこで個人的な考えですが、地方にIR事業は必要かどうかという点で書いていきたいと思います。

 

[:contents] www3.nhk.or.jp

 

IRという言葉の定義

IRはIntegrated Resortの略で日本語で言うと「統合型リゾート施設」と訳されることが一般的です。その内訳は会議場・展示施設施設、エステ施設、宿泊施設、ショッピングモール、レストラン、劇場、映画館、テーマパーク、スポーツ施設などであり、特に物議を醸しているのが、カジノ施設の存在です。

f:id:virtue000000:20191226111935j:plain

 

カジノ施設の問題点

カジノ施設には以下に書くように大きく二つの問題点があります。

 

マネーロンダリング問題)

マネーロンダリングは犯罪組織が違法な手法で入手した資金を何らかの方法で換金することで足がつかないようにする手法のことです。日本は法整備の面でマネーロンダリング対策が遅れており、カジノは換金手段として悪用される懸念があります。

 

ギャンブル依存症問題)

日本では既にパチンコやスロットといったギャンブルで多くの依存症患者がいるとされています。パチンコなどと比べ、カジノで取り扱われる金額は大きいため、患者がカジノという市場に流れて、より大きな社会的負債を負ってしまう危険性があります。また新たにギャンブル可能な場所を増やすことで新しい依存症者を生み出してしまう可能性もあります。

 

ギャンブルの本質

ギャンブルの本質は皆が賭けたお金を誰か一人が持ち去る、ゼロサムゲームです。更に言うならば皆が払ったお金を胴元が持ち去るため、顧客目線で見るとマイナスサムゲームとなります(このゼロサムゲーム、マイナスサムゲームの理論については以下の動画が分かりやすいと思うので、興味のある方はご覧ください)。


【お金の勉強】投資と投機の本質的な違い

 

言いたいことは顧客全員の目線から見た時に金銭的な収支はマイナスになるのです。

そして、運営が金銭的利益を総どりすることになります。

 

カジノを含むIRは地域や参加者に生産的な意味を生むのか

IR施設を誘致することは、施設の建設需要や観光客の増加、観光産業の育成に繋がります。一方、マネーロンダリングギャンブル依存症のリスクを抱えたり、金銭的には胴元のみが潤い、格差は拡大する懸念があります。

以下は個人的な意見ですが、私はIRは長期的に見た場合に利益を生まないと思います。格差の拡大は社会全体で見た時の消費を落ち込ませるというデータもありますし、何より治安が悪化することが大きな問題だと思います。私はIRに使用する税金があるならば、子育て支援や教育・研究資金にあてて将来を担う日本の人財を育てて欲しいと思います。