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読書感想:愛するということ エーリッヒ・フロム著 ①

・初めに

 私は俄かな読書好きです。

 社会人になってからは時間が取れないことを言い訳に、あまり本を読めていません。

 しかし、読書は自身の価値観を形成してきた一部だと思っています。

 そして、自身の新しい試みとして最近ブログを通じての発信を行っています。

 まだ続けて3週間程ですが書くこと、出力することって楽しいと感じてきています。

 読書も読むだけでなく、その感想を書くことでもっと理解が深まったり、意見を貰えたりするかもしれません。

 

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 そんな私の読書感想の本として選んだのが「愛するということ」です。全ての言葉が素敵で考えさせられてしまうものばかりです。読みやすい本ではありますが、非常に難解でもあります。

 読んだ後の気持ちや自分なりの解釈をまとめて、また見返し考えるために、あわよくば皆様からご意見をもらうために今回は書いていきたいと思います。。

 

 

・愛するということ 冒頭

 「愛するということ」は日本語訳で英語のタイトルは「The Art of Loving」です。

 Artはこの場合は芸術という意味ではなくて技術ということです。つまり「愛の技術」という題名です。

 

 私はこの本を読むまでは愛とは感情であり、愛するべき対象に巡り合った時に突如として湧き上がる感情であるという認識でした。つまり本能的に持っているものという認識です。

 

 しかし、冒頭で「愛」とは自身の人格全体を発達させ、それが生産的な方向に向くように努力しなければ愛する能力を身に着けることができないという言葉から始まります。

 ここまで読んでグッと興味が湧き、最初に読んだ記憶があります。

 

・愛するということ 構成について

 ここでは紀伊国屋書店が発行し、鈴木晶さんが訳された愛するということ 新訳版をみています。

 本の章構成は

 一章、愛は技術か

 二章、愛の理論

 三章、愛と現代西洋社会におけるその崩壊

 四章、愛の練習

 の4章から構成されています。

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 ・商品化された人格

 では内容に入っていきます。

 フロムは最初に資本主義とそれが求める人格について分析しています。

 

 

 資本主義が必要とする人間について協力的で、飽くことなく消費し、好みが標準化されていること。また影響を受けやすく、行動を予測しやすいこと。自分は自由で独立していると思っていることが挙げられています。

 これは一言でいうと自分の頭で考えず、資本主義のルールに従うことです。

 

 そして恐ろしい表現だと思ったのが、商品化された人格です。

 資本主義は人格さえも商品にし、そしてそれを私たちがそう思っていることです。

 私自身例えば本当はあまり興味のないスキルアップのための勉強に時間を費やしています。それは職場で求められたり、求められそうなものを考え自身の人間市場での価値を高めようとしての行為です。

 つまり私は自分が市場で高い価値が付くように考えて、本来したくない行動でも行っていることがあるわけです。

 

 そのような行為をした後、反動から「楽しい」ことをします。資本主義的な規格化された楽しいとは「手に入れ、消費すること」「何となく動画などをみて無為な時間を過ごすこと」です。

 

 私は偶にこんな行為をした時に少し反省します。

 何故かというと、振り返った時になぜか虚しくなるのです。

 そしてネガティブな気持ちのループに陥りそうになることがあります。

 

 そんな時は自分にとって本当に楽しいことは何かと考えて、もう一度行動することにより立ち直っている感じがします。

 正しい解釈かどうかはわかりませんが、「楽しい」ことは衝動的についしてしまう行為で、自分にとって楽しいことは一度考えを巡らしての行為だと思います。

 一度考えた後の選択は、後から振り返った時も楽しい思い出になります。

 

・人格を買う行為

 本来興味がないが現在している仕事に必要なスキルアップの勉強は自身の人格を売り込む行為です。

 この人格を買ってくれるのは、現在では主に企業です。

 

 しかし、世の中には個人が個人の人格を買う行為もあります。

 これも適切な例えかわかりませんがレンタル彼氏・彼女などです。

 自身の彼氏・彼女という人格を金銭で取引します。

 

 売り手側の目標はなんなのでしょうか。

 それは自分の技能、知識また自分自身をパッケージ販売し、高いお金を得ることです。

 その目的は逆に自身が買い手になって何かを消費することでしょう。

 つまり金銭の授受がなければ、人間関係は存在しえないということになってしまいます。

 でも本当にそうなのでしょうか?

 

・最後に

 思ったより長くなってしまいました。

 なので記事を分割して書きたいと思います。

 次回もよろしくお願いします。

 

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